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はじまりの国へ
アメリカの西海岸から太平洋を越えて
ボクの旅がはじまった国
タイに戻ってきました
タイアゲイン
日本に直接帰るのも
タイを経由して戻るのも
航空券代があまり変わらかったので
じゃあ、旅の最後に
はじまりの国に戻ってから
日本に戻ろうと思い、やってきました
初めて降り立った時の感情とは
やっぱり全然違って。
あの時はとても緊張していて、不安もあって、
でもこれから世界を旅するコトにワクワクしていて。。。
すべての感情が臨界点を越えていて、キャパオーバー
吐きそうなくらいだったけど。。。
ぐるっっと世界を廻ってきて、またココに戻ってみると
もちろん緊張や不安なんてなくて
あの頃の自分を
「そんな緊張しなくても大丈夫やって」
と、かつ「若いなー」とたかが数ヶ月前のコトなのに
とても俯瞰的に感じます
また、ボクの旅は基本「戻る」というコトがないので
その国を離れる時は、
「もう一生来るコトがないんだろうな。もう一生会うコトもできないんだろうな」
と基本的には思ってまた次の国に移動してきました
それはもう毎回ハンパなく哀しいし、いくつかの国にはまた戻りたいとは思うけど
モンテネグロのコトル(Kotor)やモロッコのシェフシャウエン(chefchaouen)とか
たぶんもう行くコトはできないだろうなって思うんです
それがこうやって「戻ってこれた」コトへの嬉しさ
たまりません
ただ街には戻ってきたけど、人。。。
この街で出逢った多くの友人は、旅人は
この街をもちろん離れていて、
リトアニア人のトーマスも、スイス人のマルティーニも
日本人のオヌ君も。みんな、いない。
あるのはココであいつと飲んで話したなーとか。
一緒にココで滑ったなーとか
思い出がフラッシュバックするだけ
もう余計、哀しい。
サヨナラだけが人生だ。
とはよく言ったもんだなー
それでも戻るコトでこの旅を俯瞰的にみれたり
自分の感情を思い返すコトができました
「花に嵐のたとえもあるさ。サヨナラだけが人生だ。」
サヨナラ。タイ
サヨナラ。ボクの旅
さーて終わる実感は全くしないけど
帰りますか。日本へ
事実上、旅のオワリ
旅をつづけて300日以上
西へ西へと移動をつづけて
東の果てから西の果てへ
ポートランドを離れる時が来ました
明日アメリカを離れて
日本に帰る前に、あと1ヶ国だけ立ち寄るんだけど
事実上、ここが最後の街
旅の果て
気持ちの上ではコレでボクの旅が終わる
そんな気持ちです
終わりはビシーーーーーっと決めたい。と思ったものの
アメリカを離れる前日の夜。つまりは今ココ
コノ夜になっても実感はわかず
さて、どうしたものか。
でもコッチに居るうちは実感なんてわくわけなくて
それは日本に帰って初めてわくんだろうなと。
だから想像するのは辞めました
そんなコノ夜だけど
ポートランドで過ごしたコノ15日は
最高に楽しく、また戻ってきたいと思った街でした
いつか、また必ず帰ってこようと
そうココロに決めました
最高の街と
最高のヒトと
最高の出逢いに
ありがとう
サラバ、ポートランド
(190cmくらいあるスタイルのよすぎる男が2人もいるため
誤解を恐れているけれど、ボクの身長は172cmです
背伸びしたら177くらいです)
ポートランドライフ
何気に多くのブランドも
本社を構えるポートランド
あの
NIKEも
アウトドアシューズの
DannerやKEENも
Columbiaや
Pendletonも
日本からはmont-bellやsnowpeakも出店してる
ちょっと車を走らせたら自然があって
街も小さくまとまっていて
1日に何度も同じヒトを見かける
おーまた会ったね。とかここで暮らしてたら
よくあるんだろうなと思う
ビールのブリュワリーも数十件
うん、最高
料理はこのエジプト料理
チキンオーバーライスに
がっつりココロを掴まれてしまった
New Yorkにもあったけどココのは格別
フリーマーケットは街ごとに個性を感じるし
カッコイイお店も多いので
サイフのヒモはどこかへいってしまった。もう結ぶ気すらない
こんな大きなテントを本気で買おうかと熟考しだした友人は
本気で購入し数時間後、空港にてバゲージの重量オーバーで
バタつくコトになる
アホやなーと思いながらも、アツいやんと同時に思う。
愛すべきクレイジー
そんなこんなで憧れた街で過ごした15日がもうすぐ終わる
全てが最高だったけど。。。
ただ1つ
寒い。。。
旅の果て
極東(Far EAST)
つまりは東の果てにある国
日本
そこから旅をはじめたボクは
タイ、インド、ネパール、ヨルダン。。。。。フィンランド、ドイツ、オランダ、ベルギー。。。。。
モロッコ、メキシコ。。。。で今アメリカ
と300日以上、西へ西へと移動をつづけてきて
たまに逆回転することはあれど
西に西に。。。
東の果てから西の果てを目指した
そんな感覚
じゃあ西の果てはどこだろうかと
ふと頭に浮かんだのは
Jon Krakauerの小説、「荒野へ」の
舞台アラスカ
でもボクはアラスカへは行かないし
何よりあの小説の主人公は死んでしまうお話なので
安全第一
と工事現場よろしくなテーマを
掲げているボクは
無事、健康に日本に帰りたいので
アラスカって線は置いておいて
じゃあボクの旅。コノ旅での東の端は
今ココ
オレゴン州のポートランドになるんじゃないかと思ったわけです
旅も終焉
いろんな思いは数あれど
終わり方は
ビシーーーーーっと決めたいなと
思ってみたものの
気持ちの整理はまだつかず
つけれる気も全くせず。。。
憧れた街の名は
ヨセミテ(Yosemite)の自然の中から
またサンフランシスコ(San Francisco)に戻って
そこから北に約700km
憧れた街の名は
ポートランド(Portland)
3年くらい前にここポートランドの小さなコミュニティから
生まれた雑誌
の世界感に完全にやられてしまったボクは
いつか行こうと思いをはせ
その時はポートランドがどこの国にある街かすら
知らなかったけど
Photo / KINFOLK
その街にやっと辿り着きました
最近、雑誌やメディアで取り上げられるコトも多いですが
Beam & Anchor
そんなコトは置いておいて
ボクなりに全身全霊でこの街を味わおうと思う次第です
旅立つ前から一番行きたい街の1つだったため
別で予算を組んでいたけど
流石に旅も終盤、途中でその予算を少しつかってしまい
予定は早々に変更で
当初は部屋借りて、1ヶ月くらい暮らすつもりだったけど。。。
それでも、2週間。ここで過ごします
いやいや十分。
十分すぎるくらい。。。
撮るコトを辞めてしまった
今回は友人と2人旅
お互いネイチャーが大好きと言うコトもあり
ヤバいSPOTを見つけては
車から飛び出し
ヤバいヤバいと興奮し
自然を感じて写真を撮って
また走って
このヤバさを
圧巻の自然をなんとか写真に収めたいと思って
レンズをむけるも
もー全然写真に映らない
だから途中で撮るコトを辞めてしまいました
あーこの自然の迫力と空気をカメラで切り取るのは
ボクにはできないな。と
日本人も外国人のバックパッカーもみんな
イイカメラを持っていて、一眼レフで
レンズも2コ持って旅してるヒトも多くいて
ある程度イイ写真は誰でも撮れちゃうそんな時代に
1枚の写真だけで
誰かを旅に駆り立てちゃうような
そんな写真を撮っているプロのカメラマンを
ボクはココロから尊敬しています
本当にスゴイと思う
ボクはこの写真にココロを動かされ
ヨセミテに行こうと決めました
で今ヨセミテです
森アゲイン
また自然の中に行くことにしました
先日おこなったヒトリCAMPで完全にココロを掴まれたボクは
自然に身を投じたくてたまらないのです
ネイチャーアゲイン
借りた車。。。
と言いたいけどこれは理想。
リアルは普通車。しかもNISSAN
まさかの日本車。逆に。。。
サンフランシスコ(San Francisco)から4時間くらい東に車を走らせて
着いた先は
ヨセミテ(Yosemite)
と泊まったキャンプサイト。。。
と言いたいけどこれは理想
リアルはこっち
やリアルでも十分だったけど
いつかテントも準備してトレーラーハウスで
CAMPしに戻ってこようとココロに誓いました
絶対に
それくらい素晴らしいトコロだった
ヨセミテの美しさはコトバにできないほどで
ココロを洗われた感じがしました
例えば都会
バルセロナやニューヨーク、ヘルシンキなんかも最高だったけど
アイスランドやここヨセミテのような
自然の中に入った時の高揚感はたまらないものがあります
あーボクはこっちが好きなんだな
旅をつづけて300日目で
そー思いました
大袈裟なコトを大袈裟に
コノcoffee shopにココロを掴まれてしまった
サンフランシスコ(San Francisco)にあるSightglass coffee
最近よく聞くサードウェイブコーヒーのなんちゃらかんちゃら。。。
は理解していないけど
実際に店内で焙煎している姿がみえて働いているヒトがみえて
その空間とそこに集うヒトと働いているヒト全てが
モーレツにカッコイイshop
完全にココロを掴まれた
そしてサンフランシスコと言えばもう1つ
FTC skateshop
ココで友人は板を買い
むかった先は
一度でいいから滑ってみたかったSPOT
3rd and Army
もー個人的には伝説
サンフランの街はスケートストッパーだらけでスケーターが閉め出されているような
印象を受けました。聞いてはいたけどあのPier 7も類にもれず。。。
でもここだけはよかった
3rd and Armyと言えば
Marcus Mcbride
Marcus Mcbride / Deca 2nd to None
ガキの頃モーレツに憧れておりました
黒人のスケーターのカッコ良さにココロ掴まれておりました
大袈裟なコトを大袈裟に言えば
ここに来る日を15年前から夢みておりまして
感慨深いものを感じたわけです
トマルな
ススメよ
ってコトで
すっかりココロを掴まれてしまった森の中に
また行くコトにしましたとさ
アメリカに飛び込んできた男
知らないうちに雲の上にいた
そりゃ寒いわけだと思いながら
そんな森の中から、街の中に戻り
ロサンゼルス(Los Angeles)から
バスで8時間、28USD(約3000円)つかって移動した先は
サンフランシスコ(San Francisco)
で以前から待ちに待っていた出来事
友人が日本から来る日
日本の友人と
海外のどこかで会えたらオモシロいな
なんて話はするものの
お金のいる話だし、みんな仕事があるから時間もないしで
普通は実現できないようなコトだけど
アメリカに行きたいとは何年も前から話していて
仕事を辞めるタイミングでボクもちょうどアメリカにいるしで
驚きのフットワークをみせ、アメリカに飛び込んできた男
15年来の友人Kurivo。into the America
コレはボクが日本を離れる前日に撮ったそいつとの写真だけど
こっちで出逢った旅人に見せると
もれなく、どれがボクか聞かれる。。。
たかが数ヶ月で変わってしまったようです。。。
BOSEにしたせいだと思うけど
こんな雰囲気あふれる男を目指そう
とSan Franciscoでコーヒーを飲みながら思いまして
ずっとヒトリで旅をしてきたけど
今日から15日間、友人と行動を共にします
Photo / Kurivo
楽しみであり、非常に新鮮な気分
ようこそアメリカに
この日を待ち望んでいた
澄みわたる森
森の中に行きたかった
誰もいない静かな森に
でもどこにあるかわからないし
ネットで調べてもわからなかったから
地図で緑色になってるところに
感覚に任せて行ってみるコトにした
カリフォルニア(California)はBig Bear Lake
冬はボードもできるほどの標高の高い山の中にある湖と
その一帯に広がる森
夜はあまりにも寒いのでロッジに泊まるコトにしたけど
そこがまた暖かい場所で
夜は暖炉をくべて
ディナーをみんなで食べて
澄んだ空気に満たされた森の中のロッジ
ずっといたいと思ってしまった
ロッジからダウンヒルで買い出しに。ビールを買い出しに
こんな森の中にもパークがあって10人くらいのスケーターが滑ってたり
昼はトレッキングをして
離れているぶん体に染みる、日本食をつくり
缶ビールの一口目を軽快に越えてくる
森の中で飲む味噌汁
ありがとう「あさげ」、いやありがとう「永谷園」
また戻ってきたいこの森。そして自然の中で
あてもなく過ごした7日間の旅が終わってしまう
最高の経験と
ボクのみてた世界を一回り広げてくれた
そんな旅だった
さて、街に戻ろう